2022.04.15 16:20
「あらゆる暴力を排除」、長崎 伊藤市長射殺から15年
2007年に長崎市長だった伊藤一長氏=当時(61)=が暴力団幹部に射殺された事件から17日で15年となるのを前に、田上富久市長は15日、コメントを出し「長崎からあらゆる暴力を排除する」との決意を示した。ロシアのウクライナ侵攻にも触れ「核兵器のみならず戦争そのものを、あらゆる暴力を社会からなくさなければ」と訴えた。
コメントは「今年6月、被爆者の長年の願いが形となった核兵器禁止条約の第1回締約国会議が開催される」とし、伊藤氏が生前、核廃絶を訴え続けたことを回想した。
伊藤氏は4選を目指しての選挙運動中、選挙事務所近くの歩道で銃撃され、翌日未明に死亡した。