2022.04.15 10:32
台風1号が接近、小笠原暴風域へ 土砂災害に厳重警戒を
台風1号の予想進路(15日9時現在)
大型で強い台風1号が接近した影響で、小笠原諸島は15日、風速25メートル以上の暴風域に入った。気象庁は暴風、高波や大雨による土砂災害に厳重な警戒を呼びかけた。台風接近に伴い雨が降り続き、雷を伴った非常に激しい雨になる恐れもある。低地の浸水や川の増水にも警戒が必要だという。
気象庁によると、父島では午前8時半ごろ、最大瞬間風速が43・3メートルとなった。東京都小笠原村によると、父島の約1200世帯のうち、半数程度が早朝から停電したという。
小笠原で15日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は40メートル(60メートル)、波の高さは12メートル。