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2022.04.14 22:08

欧州中銀、量的緩和終了へ 今夏にも、インフレ抑制

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 ドイツ・フランクフルトの欧州中央銀行(ECB)のロゴ=2016年12月(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】欧州中央銀行(ECB)は14日に理事会を開き、国債などの資産を買い入れ、市中に大量の資金を供給する量的金融緩和政策を縮小する方針を確認した。ウクライナ危機で生産やサプライチェーン(供給網)が混乱し、想定を上回るペースでインフレが加速しており、7~9月にも「完了するべきだ」との見通しを強めた。年内の利上げ観測が強まった。


 ラガルド総裁は記者会見で「ウクライナでの戦争はユーロ圏経済に深刻な影響を及ぼし、不確実性が著しく高まっている」と表明した。緩和縮小など今後の金融政策は「データ次第だ」と述べ、状況に応じて柔軟に対応する考えも示した。

(c)KYODONEWS

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