2022.04.14 17:57
台湾のTSMC、売上高2兆円超 1~3月期、過去最高
台湾半導体大手TSMCのロゴ=2018年8月、台湾北西部・新竹(ロイター=共同)
【台北共同】世界的半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)が14日発表した1~3月期決算は、売上高が前年同期比35・5%増の約4910億台湾元(約2兆1200億円)、純利益は45・1%増の約2027億台湾元だった。台湾メディアによると売上高と純利益のいずれも四半期で過去最高だった。
世界的な半導体不足は長期化している。魏哲家最高経営責任者(CEO)は「第5世代(5G)移動通信システムや高性能パソコンの市場が拡大している」と指摘。多くの製品で半導体の使用量が増加しているとして、業績の一層の向上に自信を示した。