2022.04.14 10:35
「感じたこと」と米報道官 バイデン大統領の大量虐殺発言
13日、米ワシントンのホワイトハウスで説明するサキ大統領報道官(AP=共同)
【ワシントン共同】サキ米大統領報道官は13日の記者会見で、バイデン大統領がロシア軍によるウクライナ市民殺害を「ジェノサイド(大量虐殺)」と指摘した発言について「現場で起きたことを見て、感じたことを話した」と述べ、米政府としてジェノサイドと認定したわけではないと説明した。
サキ氏は「現場で目にしていることが残虐行為、恐怖であることに疑いはない」と強調。「見たまま率直に語る」のがバイデン氏のやり方だと理解を求めた。
国務省のプライス報道官は記者会見で、米政府として独自にジェノサイド認定に向けた調査に乗り出すかどうか明言しなかった。