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2022.04.14 10:22

金価格が3日連続で最高額 需要増で1グラム8806円

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 1kgの金の延べ棒=2009年、ムンバイ(ロイター=共同)

 地金大手の田中貴金属工業(東京)は14日、ウクライナ有事や世界的なインフレ懸念などを背景に、金の販売価格を1グラム当たり税込みで前日より33円値上げし8806円と決めた。国内小売価格の指標として3日連続で過去最高額を更新した。


 日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所の金先物価格(税抜き)も上昇し、13日夜から14日朝までの夜間取引で初めて8千円を超えた。


 金は戦争や経済危機の時でも価値が暴落しない安全資産とされ、ウクライナ有事の深刻化で投資資金の受け皿になっている。また、インフレが進んだ場合、金は希少な貴金属のため価値が保たれると見込まれている。

(c)KYODONEWS

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