2022.04.13 19:41
新1万円札発行で自治体連携へ 渋沢栄一ゆかり「首長会議」
渋沢栄一にゆかりがある自治体トップらが一堂に会した首長会議で記念撮影する参加者。前列中央は東京商工会議所の三村明夫会頭=13日午後、東京都千代田区
東京商工会議所は13日、新1万円札の肖像となる東商初代会頭の渋沢栄一にゆかりがある自治体のトップらが一堂に会する「首長会議」を東京都内で開いた。2024年度の発行に向け物産展開催などの事業で連携したり、視察会といった交流を拡大したりしていくことを確認した。
生誕地である埼玉県深谷市、開拓事業に尽力した北海道清水町、農兵募集のために滞在した岡山県井原市の3市町長が渋沢栄一の功績を説明。新5千円札の肖像画に採用される津田梅子と新千円札の北里柴三郎がそれぞれ創設した津田塾大学、北里研究所の理事長も出席し、両氏の偉業を披露した。