2022.04.12 10:09
ホンダ、30年にEV30車種 年間生産200万台超に
事業方針説明会であいさつするホンダの三部敏宏社長=12日午前、東京都港区
ホンダは12日、2030年までに電気自動車(EV)30車種を世界で発売し、年間200万台超に生産を増やすと発表した。40年に世界で販売する新車の全てをEVと燃料電池車(FCV)にする計画を掲げており、次世代車の本命であるEVの開発に注力し、競争力を高める考えだ。EVなど電動車やソフトウエアを含む研究開発投資に、今後10年間で約8兆円を投じる。
次世代の「全固体電池」には約430億円を投じ、24年春に実証ラインを栃木県さくら市の研究開発拠点に立ち上げる。24年前半に100万円台で商用の軽自動車のEVを投入。約8兆円の投資額の約5兆円を電動化などに充てる。