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2022.04.12 08:50

牧野博士朝ドラ「らんまん」 高知県の観光起爆剤に!放送まであと1年、官民で準備スタート  

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色とりどりの花が咲く県立牧野植物園。朝ドラ放送を機に、より人気を集めそうだ(高知市五台山)

色とりどりの花が咲く県立牧野植物園。朝ドラ放送を機に、より人気を集めそうだ(高知市五台山)

 牧野富太郎博士がモデルのNHK連続テレビ小説「らんまん」の放送まであと1年となり、高知観光を官民で盛り上げる取り組みが11日始動した。県などは放送に合わせ、県全域を舞台に博覧会を開く方針を決定。「新型コロナウイルス禍からの復活、飛躍の起爆剤に」と期待を寄せた。

 「らんまん」は高知生まれの主人公が、植物学への情熱を燃やし「日本独自の植物図鑑編さん」という夢を追いかける姿を描く。オリジナルの脚本で、主演は神木隆之介さんが務める。

 県案によると、来年3月下旬から県立牧野植物園(高知市)、牧野富太郎ふるさと館と牧野公園(佐川町)、横倉山自然の森博物館(越知町)などを拠点に県全域で博覧会を開く。

 期間中は、各地の草花が楽しめる施設や名所をアピールし、多彩なイベントで集客を図る。植物を入り口に、高知の魅力である食や歴史資源の活用へとつなげたい考えで、ハード、ソフト両面で準備する。

 この日は県と牧野博士ゆかりの市町村、観光・交通事業者が、高知市で博覧会の準備委員会を開いた。井上浩之副知事が「チャンスを最大限に生かし、県観光をもう一段パワーアップさせる」とあいさつした。

 出席者からは「できるだけ高知の場面を増やしてもらうよう、NHKにお願いしよう」「博覧会の名称を公募してはどうか」といった声が出ていた。

 県などは5月下旬、浜田省司知事をトップに、全市町村が加わる推進協議会を設立して細かい事業内容を決めていく。(浜田悠伽)

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