2022.04.08 11:28
ロシア軍、首都再攻撃の可能性 ウクライナ分析
ウクライナの首都キーウ近郊ブチャで、破壊された戦車の近くを歩く家族=6日(AP=共同)
【リビウ共同】ウクライナ軍参謀本部は7日、ロシア軍が東部ドネツク州の要衝マリウポリの制圧に戦力を集中させているが、東部での目的達成後、首都キーウ(キエフ)を再攻撃する可能性があるとの分析を示した。ウクライナメディアが伝えた。
ロシア軍はドネツク・ルガンスクの東部2州の全制圧を目指して攻勢を強めるとみられ、ウクライナ政府は住民に退避を呼びかけている。7日にはドネツク州に隣接する州の中心都市ドニプロの市長が住民に早期退避を求めた。
ロシア軍が制圧した南部ザポロジエ州メリトポリの市長は7日、ロシア軍に拉致された市民が100人を超えたと発表した。