国史跡「床机石」にペンキ　愛知・長久手、家康が軍議

2022.04.08 10:48

国史跡「床机石」にペンキ　愛知・長久手、家康が軍議

高知新聞社

　国史跡「床机石」で見つかった落書き＝７日、愛知県長久手市（同市提供）

　愛知県長久手市は８日までに、戦国時代の１５８４年「小牧・長久手の戦い」で徳川家康が座って軍議を開いたとされる国史跡「床机石」に、ペンキのような塗料で複数の落書きがされているのが見つかったと明らかにした。市は被害届を県警に提出。文化財保護法に基づき文化庁に「毀損届」を出して、修復方法などを相談する。

　市生涯学習課によると、職員が７日午前９時ごろ、床机石のある公園内を見回り中、青や緑で約５センチの大きさのものが計１３カ所に付着しているのを確認した。公園は自由に出入りでき、落書きされた時期は不明。見回りの回数を増やすことも検討する。

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