2022.04.08 06:59
ロ軍が拷問、レイプと非難 米長官「歴史の審判下る」
【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は7日、ロシア軍が侵攻したウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャなどで「(市民を)レイプ、殺害、拷問したとの確かな報告が増えている」と述べ、残虐行為があったと非難した。「歴史の審判から逃れられないようにする」と強調し、責任を追及する考えを示した。訪問先のブリュッセルで記者会見した。
ブリンケン氏は、ブチャでロシア兵が住民を広場に集めた上で、若者をひざまずかせて後ろから頭を銃で撃ち「これはごみだ。ごみを浄化するためにわれわれは来た」と語ったとする目撃者の証言を紹介した。