2022.04.07 16:39
セブン、過半数が社外取締役に そごう売却検討を社長表明
オンラインでの決算説明会で話すセブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長(左)ら=7日午後、東京都千代田区
セブン&アイ・ホールディングスは7日、新たに5人の社外取締役を起用する人事案を発表した。取締役14人のうち過半数の8人が社外取締役となる。5月26日の定時株主総会で決める。「物言う株主」として知られる米投資会社バリューアクト・キャピタルが経営改善に向け、過半数を社外取締役とする体制への移行を求める改革案を公表していた。
セブンの井阪隆一社長は7日オンラインで開いた決算説明会で、傘下のそごう・西武に関し「売却も含めてあらゆる選択肢を検討している」と話した。井阪社長が売却検討を公の場で表明したのは初めて。具体的な進捗状況は言及しなかった。