2022.04.07 12:21
核禁止条約会議に参加意向 広島市長、6月ウィーンで
広島市の松井一実市長は7日、オーストリア・ウィーンで6月に開かれる核兵器禁止条約の第1回締約国会議に参加する意向を表明した。定例記者会見で「核廃絶に一歩でも近づくための努力を締約国に強く求め、しっかりと発言したい」と述べた。
松井市長はウクライナ情勢を踏まえ「非人道的な結末をもたらし、多くのリスクを伴う核兵器に対する強い懸念を改めて表明しなければならない」と強調。条約参加を否定している日本政府に対し「核保有国と非保有国の橋渡し役を果たすべきだ。オブザーバー参加をしてほしい」と求めた。