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2022.04.08 08:35

眠っていたこいのぼり空にふわり40匹 人が集まる村の風物詩に 高知県三原村

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気持ちよさそうに泳ぐこいのぼり(写真はいずれも三原村の星ケ丘公園)

気持ちよさそうに泳ぐこいのぼり(写真はいずれも三原村の星ケ丘公園)


 子どもたちが大きくなり、飾られなくなっていたこいのぼりが6日、幡多郡三原村宮ノ川の星ケ丘公園に揚げられた。交流人口増に一役買おうと、有志が村内で募った約40匹で、久しぶりの大空を気持ちよさそうに泳いでいる。

 集落活動センターやまびこと四万十かいどう推進協議会三原支部が、昨年6月ごろから村の不要なこいのぼりを募集。村民や教育委員会から1~4メートルほどのこいのぼりが寄せられた。

ロープにずらりとこいを結び付けるメンバーら

ロープにずらりとこいを結び付けるメンバーら

 この日は、両団体メンバー10人ほどが作業。公園内の山と支柱を約120メートルのロープで結ぶと、20メートルほどの高さでこいのぼりがふわりと風に揺れた。偶然見かけて立ち寄ったという岩崎忠実さん(67)=同村宮ノ川=は「きれいですね。家族一緒に見に来たい」と目を細めていた。

 同センターの浅井大徳さん(57)は「新しい村の風物詩として今後も続けたい」。現在も村内からこいのぼりを募っており、「子どもは宝だから、村みんなのこいのぼりで成長を願いたい」と話していた。問い合わせは同センター(0880・31・7839)へ。(坂本出)

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