2022.04.06 19:20
ヤマト運輸、宅配便個数が最高に 8・5%増、利便性が浸透
宅配便大手のヤマト運輸は6日、2021年度の宅配便取扱個数が前年度比8・5%増の22億7562万個だったと発表した。2年連続で過去最高を更新した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛などをきっかけに、インターネット通販で商品が自宅に届く利便性が浸透したことなどが寄与した。
このうち自宅のポストで受け取れる小型荷物「ネコポス」が31・2%増の3億8494万個と大きく伸びた。フリーマーケットアプリ「メルカリ」などでの利用が好調だった。
ドライバーの人手不足が慢性化する中、ヤマトは需要を予測するシステムを改良し、仕分けや配達の効率化を進めて対応している。