2022.04.05 17:21
環境省懇親会でクラスター 9人、感染対策不十分
環境省が入る中央合同庁舎第5号館
環境省は5日、職員12人が東京都内の飲食店で開いた懇親会に参加し、うち9人が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたと発表した。クラスター(感染者集団)の発生としている。都が大人数の飲食を控えるよう求める「リバウンド警戒期間」中である3月28日夜に会食しており、環境省担当者は「感染防止対策が十分に取られていなかった」と説明した。
環境省によると、12人は当時いずれも環境経済課に所属。送別会の名目で1次会は三つのテーブルに分かれて飲食したが、2次会は参加した11人が同じテーブルを使った。課長ら管理職は同席していなかった。
陽性の9人は20~30代。