2022.04.06 08:40
「幻の和牛」土佐あかうしランチ大満足！高知県本山町「なめかわの郷」日曜カフェ始動
大勢の住民らが訪れ、地元食材たっぷりのランチを味わった週末カフェ（本山町の「なめかわの郷」）
長岡郡本山町の上関、下関地区で活動する「集落活動センターなめかわ」の拠点施設「なめかわの郷（さと）」（同町下関）でこのほど、「週末カフェ」が初めて開かれた。住民手作りのランチを日曜日に提供する計画。昨年、新型コロナウイルス禍に開所した施設の実質的なオープンイベントは、多くの住民らでにぎわった。
「―郷」は、２０２１年１０月に開所。キッチンやテーブルのほか、貸し出しも視野に入れる多目的スペースなどを備えている。
食の提供は当初から計画。３日は、同地区の女性約１０人でつくる「なめかわ乙女会」が、土佐あかうしのローストビーフランチ（税込み１５００円）を用意した。山菜の天ぷらや小松菜のおひたしなどの副菜には、地元の山の幸や同会メンバーの育てたコメや野菜がふんだんに使われている。
訪れた人たちは「ローストビーフは赤身のうま味が強調されていて文句なしにおいしい」「手作り感があって量もたっぷりで大満足」と舌鼓。約１時間半で、用意した３０食が完売した。
同センター運営協議会の細川明代会長（７３）は「今後も季節を感じられる地元食材を使いながら、長くランチを作っていきたい」と話していた。
カフェは午前１１時～午後３時（売り切れ次第終了）で、第１、３日曜は「―乙女会」が担当。それ以外は町内外から出店者を募集している。問い合わせは同協議会（０８０・２９８６・１７００）へ。（谷沢丈流）
