2022.04.05 10:15
21年末賞与、38万787円 コロナ前の水準に回復せず
JR東京駅前の通勤客ら=1月
厚生労働省が5日発表した2021年末賞与の集計結果によると、支給した事業所の平均額(従業員5人以上の事業所)は、20年末比0・1%増の38万787円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響が続いており、コロナ禍前の19年末水準(39万733円)は回復できていない。
賞与を支給した事業所の割合は全体の70・2%で、20年末と比べて宿泊・飲食業や生活関連サービス・娯楽業で支給した割合が回復した。支給していない事業所も含めた全事業所の平均額は、0・9%増の31万4149円だった。