2022.04.05 06:33
制裁実行に最長懲役10年 ロシア下院に刑法改正案提出
ロシア下院のクラシェニンニコフ法務委員長は4日、ウクライナ侵攻を理由にした欧米などの対ロ制裁をロシア国内で実行した場合は最長で懲役10年の刑事罰を科すことができる刑法改正案を下院に提出したと述べた。インタファクス通信などが伝えた。
クラシェニンニコフ氏は、ロシア企業の多くが自身も制裁を受けることを恐れ、既に制裁を受けた銀行や企業との関係を避けていると指摘。「法改正はロシア経済の悪化を防ぐために必要だ」と説明した。具体的にどのような行為が違法に当たるかには言及していない。(共同)