2022.04.04 15:47
自動車走行データで安全マップ あいおい、自治体に提供
インタビューに応じるあいおいニッセイ同和損害保険の社長に就任した新納啓介氏
損害保険大手のあいおいニッセイ同和損害保険の社長に就任した新納啓介氏(56)が4日までに共同通信のインタビューに応じ、自動車保険契約者の走行データを基に事故の危険度が高い地点を地図にまとめ、4月中に全国の自治体を対象に提供を始めると明らかにした。データを活用したビジネス強化の一環で、新納氏は「安全な街づくりに役立てていただきたい」と述べた。
新納氏は4月1日付で社長に就任した。あいおいは車両に通信機能のあるドライブレコーダーなどを搭載し、走行データを分析して安全運転の度合いに応じて保険料を安くする商品を提供している。