2022.04.04 08:41
期待に胸弾ませ、新入生1355人が第一歩 高知大入学式
真新しいスーツに身を包んだ高知大学の入学生ら(高知市本町4丁目=森本敦士撮影)
同大学の入学式は新型コロナウイルス下で2020年は中止し、昨年はオンラインで開催した。今春は新入生のみが出席し、学部などで2部に分けて実施。式典の様子は保護者らに向け、ネットでライブ配信した。
第1部の式には約700人が出席。桜井克年学長が「励まし合い切磋琢磨(せっさたくま)する、チーム高知大学の一員になった」と歓迎し、新型コロナ禍で「さまざまな壁に直面するでしょうが、何事もチャンスと捉え自分を磨き続けてブレークスルー(突破)できる人になって」とエールを送った。
新入生を代表し、大学院看護学専攻の山田結葵乃(ゆきの)さん(22)が「学業に励み品性を養う」と宣言。学生たちは式後、記念撮影をしたり、連絡先を交換したりと早速、新しい出会いを楽しんでいた。
医学部医学科に進む山本和毅さん(20)=兵庫県出身=は「高知大は地域に根差したプログラムが多い。過疎地の医療を学びたい」と意気込んだ。
高知県立大は4日に同ホール、高知工科大は5日に香美キャンパスで入学式を行う。(玉置萌恵)