2022.04.03 05:32
マリ軍、過激派2百人殺害 3月、会合情報で攻撃実行
【ナイロビ共同】西アフリカ・マリの軍は、3月下旬に同国中部でイスラム過激派の戦闘員らを攻撃し、200人以上を殺害したと発表した。ロイター通信が2日伝えた。複数の過激派グループが会合を開くという情報に基づき、作戦を実行したという。
マリ、ニジェール、ブルキナファソにまたがる地域では、国際テロ組織アルカイダや過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う勢力が台頭。市民のテロ被害が急増している。
一方、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチは3月、昨年12月以降、マリ軍が少なくとも71人の市民の殺害に関与したとする報告書を発表した。