2022.04.01 17:40
JR北海道、7期連続赤字見通し 22年度計画、感染拡大影響続く
記者会見するJR北海道の島田修社長=1日午後、札幌市
JR北海道は1日、新型コロナウイルス感染拡大の影響が続き、単体の純損失が225億円になるとする2022年度の事業計画を発表した。赤字見通しは7期連続。
計画では、単体の22年度の売上高は729億円、本業のもうけを示す営業損益は653億円の赤字。営業費用は燃料費の高騰などにより、同社が19年に策定した中期計画より23億円多い1382億円を見込む。
連結での22年度の収支予想では、売上高が1304億円、純損益が226億円の赤字の見通し。
札幌市の本社で同日、記者会見した島田修社長は「国などの支援を有効に活用して、経営改善に不退転の決意で臨む」と述べた。