2022.04.01 07:17
「元彼」とのトラブル証言 筑波大生不明で仏留学仲間
ニコラス・セペダ被告
【ブザンソン共同】フランス東部ブザンソンに留学していた筑波大生黒崎愛海さんが2016年に行方不明になった事件で、殺人罪に問われた元交際相手のチリ人、ニコラス・セペダ被告(31)の公判が3月31日、ブザンソンの裁判所で開かれた。日本人の元留学生3人の証人尋問がテレビ会議方式で行われ、いずれも黒崎さんから「元彼」とトラブルがあることを聞いたと東京から証言した。
黒崎さんと共にフランス語を学んでいた3人は日本の法務省の手配で尋問に参加。神奈川県の女性は、黒崎さんの行方不明後、学生寮の「(ベッドの)シーツがなくなっていたのが衝撃的で、不吉な予感がした」と話した。