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2022.03.30 17:26

富士山溶岩流は徒歩で避難 防災計画、車使用を転換

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 富士山(奥)と静岡県富士宮市の市街地。「富士山火山防災対策協議会」は噴火に備えた避難計画を部分改定する中間報告書を公表した=30日午後(共同通信社ヘリから)

 山梨、静岡、神奈川の3県や国などで構成する「富士山火山防災対策協議会」は30日、噴火に備えた避難計画を部分改定する中間報告書を公表した。溶岩流への対応で「一般住民は原則として近くに徒歩で避難する」との新たな方針を示した。


 昨年3月にハザードマップを改定したことを受け、2014年に作った避難計画の改定作業を進めていた。新たなマップを精査し、早期避難対象者が約7倍に膨らむことが判明。車での避難を前提としてきたが、渋滞による逃げ遅れを防ぐため方針を転換する。ただ、車に頼る住民生活への影響は大きく、理解醸成が課題となりそうだ。

(c)KYODONEWS

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