2022.03.29 18:10
東京円、123円台後半 円安進行が一服、買戻しも
29日の東京外国為替市場の円相場はドルに対して上昇し、1ドル=123円台後半で取引された。前日に約6年7カ月ぶりの水準となる1ドル=125円台まで円売りが進んだ流れが一服し、利益確定の円買いドル売りが優勢だった。
午後5時現在は、前日比35銭円高ドル安の1ドル=123円57~59銭。ユーロは21銭円安ユーロ高の1ユーロ=135円92~96銭。
月末を控え、朝方は国内輸出企業と国内輸入企業による実需の売り買いが交錯した。その後は前日に急速に円安が進んだ反動で、円を買い戻す動きが活発になった。円安をけん制する発言が相次いだことも円を下支えした。