2022.03.29 17:07
JOC、バド協会に再調査要求も 会長「説明責任果たしてない」
JOCの山下泰裕会長
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は29日、東京都内で定例記者会見を開き、日本バドミントン協会で元職員による約680万円の私的流用があった問題などを巡り、協会が25日に公表した内容について「十分な説明責任を果たしたものではない」との認識を示した。JOCは今後、第三者委員会による再調査を求めることも検討する。
私的流用で協会は、調査委員会を設置し昨年11月にJOCへ報告書を提出。19年の国庫補助事業で約23万円の不正申請と指摘された件を「解釈ミス」としたが、同協会が領収書の内訳書を偽造していたことが29日、複数の関係者への取材で分かった。