2022.03.29 11:07
日銀、初の「連続指し値オペ」 長期金利低下、0・245%
日銀本店
日銀は29日、利回りを指定して、複数の営業日で連続して国債を無制限に買い入れる「連続指し値オペ」を開始したと発表した。連続指し値オペの実施は2021年3月に制度導入を決定して以降で初めて。同日午前は金融機関から2426億円の応札があり、全額を落札した。
金利の上昇を日銀が上限とする0・25%の範囲に抑えるため、31日まで3日間実施する。29日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(365回債、表面利率0・1%)の利回りは、午前終値が前日終値より0・005%低い0・245%となった。