2022.03.29 05:15
NY原油反落、105ドル台 都市封鎖で需要減少懸念
【ニューヨーク共同】週明け28日のニューヨーク原油先物相場は大幅反落し、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しが前週末比7・94ドル安の1バレル=105・96ドルで取引を終えた。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中国の上海市で事実上のロックダウン(都市封鎖)が始まったことからエネルギー需要の減少懸念が広がり、売り注文が膨らんだ。ロシアとウクライナの停戦交渉が進んで供給不安が出るとの観測が後退したのも下落要因となった。