2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.03.28 19:26

「核はタブー」規範薄れる ロシア侵攻に専門家ら懸念

SHARE

 「日本国際問題研究所 軍縮・科学技術センター」が開いた核軍縮に関するオンラインセミナー。中段右はRECNAの西田充教授=28日

 シンクタンク「日本国際問題研究所 軍縮・科学技術センター」は28日、核軍縮の現状についてオンラインでセミナーを開いた。ロシアによるウクライナ侵攻により「核兵器使用がタブーだという規範が弱体化する」などと懸念の声が上がった。


 専門家9人が登壇。長崎大核兵器廃絶研究センター(RECNA)の西田充教授は「ロシアが核でどう喝しながら武力侵攻をしたことは、従来の核抑止とは異なる大きな問題だ。核使用はタブーだという規範が弱体化する」との懸念を示し、国連が総会決議などで明確にロシアの威嚇行為を非難するべきだと述べた。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月