2022.03.28 17:48
セブンの高額違約金は不当 元オーナー、公取委に申告
「申告書」を公正取引委員会に提出し、記者会見する岩崎健一さん(右)=28日午後、大阪市北区
セブン―イレブンのフランチャイズ契約を解除され、高額な違約金を請求されたのは、独禁法違反(優越的地位の乱用)に当たるとして、鹿児島県志布志市で店舗を経営していた岩崎健一さん(46)は28日、公正取引委員会に調査を求める「申告書」を提出した。
申告書などによると、セブン本部は昨年11月、契約の解除と約1200万円の違約金支払いを請求。岩崎さんは、セブンが優越的地位を利用して不当な取引条件を設定し、交渉を優位に進める手段として高額の違約金を請求したと主張している。
セブン側は取材に、岩崎さんが商品管理を適切に行わず、改善要請にも応じなかったと説明した。