2022.03.28 16:26
京都新聞や河北新報を表彰 坂田記念ジャーナリズム賞
坂田記念ジャーナリズム賞の表彰式であいさつする京都新聞社の鈴木雅人記者=28日午後、大阪市北区
第29回坂田記念ジャーナリズム賞の表彰式が28日、大阪市で開かれ、スクープや企画報道を対象とする第1部門では、京都新聞社の企画「700万人時代 認知症とともに生きる」などに表彰状や副賞が贈られた。復興支援坂田記念ジャーナリズム賞は、河北新報社の東日本大震災10年を巡る一連の報道などが受賞した。
京都新聞は認知症について、基礎的な知識や情報を分かりやすく伝えた。取材班代表の鈴木雅人記者は「認知症を経験した人の思いを丁寧に伺い、ともに生きる社会に向けて報道したい」と話した。
河北新報は福島第1原発の動きを検証する長期連載や震災関連死の調査報道などを展開した。