2022.03.28 10:32
「ドライブ」に国際長編賞 アカデミー、日本映画13年ぶり
第94回米アカデミー賞授賞式を前に、レッドカーペットで写真撮影に応じる(左から)濱口竜介監督、西島秀俊さん、岡田将生さん、霧島れいかさんら=27日、米ハリウッド(ロイター=共同)
【ロサンゼルス共同】第94回米アカデミー賞の発表・授賞式が27日(日本時間28日)、ハリウッドで開かれ、濱口竜介監督(43)の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞に輝いた。日本映画の同賞受賞は、2009年の滝田洋二郎監督の「おくりびと」以来、13年ぶり5度目。
濱口監督はスピーチで「皆さん、取りました。ありがとうございます」と喜びを語った。
日本映画で初めて候補に入り注目された作品賞は、シアン・ヘダー監督の「コーダ あいのうた」が受賞。最高賞の作品賞を女性監督作が獲得するのは2年連続。「ドライブ―」は監督賞と脚色賞も候補に入っていたが、受賞を逃した。