2022.03.27 18:42
北朝鮮ICBM、既存型か 米韓当局が結論と韓国報道
2020年10月10日、北朝鮮・平壌の金日成広場での軍事パレードに登場した大陸間弾道ミサイル「火星15」(コリアメディア提供・共同)
【ソウル共同】韓国の聯合ニュースは27日、北朝鮮が24日に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、米韓当局が新型の巨大ICBM「火星17」ではなく、2017年に発射した既存のICBM「火星15」だと結論付けたと伝えた。複数の軍・政府消息筋の話としている。また、核実験場の復旧作業で新たな動きがあり、4月中旬にも核実験が可能になる見通しだと報じた。
北朝鮮は24日に火星17の発射実験を行い、開発に成功したとしていた。だが米韓は衛星の「赤外線熱感知センサー」の情報などからエンジンノズルが2個だったと確認。ノズル4個の火星17ではなく、15型と判断した。