2022.03.27 00:38
支援拠点の西部リビウ攻撃 石油と軍需施設、5人負傷
ウクライナ西部リビウで、複数の爆発音の後に立ち上る黒煙=26日(共同)
【リビウ共同】ウクライナ西部リビウで26日、石油備蓄施設と軍需産業施設へそれぞれ2発のミサイル攻撃があり、5人が負傷した。死者は出ていない。リビウ州のコジツキー知事が明らかにした。ロシアの侵攻後、リビウは前線へ物資を運び出す後方支援の重要拠点となっている。
ロシアは軍を下支えする施設だけでなく石油タンクも破壊することで、市民生活に欠かせない燃料供給の途絶を狙ったとみられる。
リビウでは26日午後4時半(日本時間同11時半)ごろ、複数の爆発音があり、黒煙が上がった。現場は市中心部から北東約5キロの石油備蓄施設で、タンクの炎上が確認された。