2024年 05月11日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.03.26 16:24

幕末の戦乱、痕跡くっきり 京都・淀城の火災遺構発掘

SHARE

 淀城跡で見つかった淀藩の家老屋敷跡とみられる礎石の列など=2月、京都市伏見区

 江戸幕府が西国の抑えとして築いた淀城の跡地(京都市伏見区)から、焼けた土壁や瓦など、明治新政府軍と旧幕府軍が争った「鳥羽・伏見の戦い」(1868年)に伴う火災の痕跡が見つかった。淀城の被災の遺構が見つかるのは初めてで、敗走中の旧幕府軍が淀城のそばで放火したとする記録を裏付けるものだ。京都市埋蔵文化財研究所が26日までに発表した。


 研究所によると、淀藩の家老の屋敷跡とみられる礎石の列を発掘調査で発見。屋敷跡は東西30メートル、南北15メートルの範囲で、接客に使う建物や、居間らしい役割の建物など複数の棟があったと推察された。戦乱で全焼したとみられる。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N文化・芸能

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月