2022.03.25 09:59
少年院矯正教育で大人の自覚促す 18、19歳に4月から
法務省
古川禎久法相は25日、少年院に収容されている18、19歳に新たな矯正教育プログラムを4月から導入すると明らかにした。1日からの成人年齢の18歳引き下げを踏まえた内容で、契約を後から取り消せる「未成年者取り消し権」がなくなることや社会のルールなどを教え、大人の自覚を促す。
改正少年法も1日に施行。18、19歳は「特定少年」として家裁から原則として検察官送致(逆送)される対象事件が拡大するなど、17歳以下より厳しい扱いを受ける。法務省は少年院送致となった特定少年にも大人の責任を理解させる教育が必要と判断した。