2024年 05月09日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.03.25 07:58

反差別集めた大阪の副読本の展示 「にんげん」の軌跡たどる

SHARE

 取材に応じる「にんげん展」を企画した「大阪市人権・同和教育研究会」のメンバーら=12日、大阪市

 大阪府内の公立小中学校で全ての児童や生徒に無償配布され、道徳や国語などの時間に活用されていた同和教育の副読本「にんげん」の軌跡に光を当てる「にんげん展」が大阪市内で26日から開催される。被差別部落の住民や子ども、教員らによる反差別運動の実践に焦点が当てられ、画家の故丸木俊さんが手掛けた印象的な表紙絵でも知られた。


 大阪府教育委員会によると、にんげんは1970年度から国の同和対策事業が終わる前年の2001年度まで児童や生徒に配布。部落差別を中心にしつつ、改訂を重ねる中で障害者や在日コリアン、水俣病、ハンセン病など幅広いマイノリティー差別を取り上げていった。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N社会

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月