2022.03.24 22:30
21年の米経常赤字、100兆円 需要回復で過去最大
【ワシントン共同】米商務省が24日発表した2021年の経常収支の赤字額(季節調整済み)は、前年比33・4%増の8216億3400万ドル(約100兆円)だった。
赤字額は06年の8166億4600万ドルを更新し、過去最大となった。新型コロナウイルス禍からの需要回復により輸入が増え、赤字額が拡大した。
21年の経常赤字の国内総生産(GDP)に占める比率は3・6%となり、前年から0・7ポイント拡大した。
モノの赤字が18・4%増の1兆913億8400万ドルと最高額になる一方、サービスの黒字や配当や利子などの第1次所得収支の黒字は減った。