2022.03.24 12:36
岡山市、児相体制の強化へ 虐待事件受け職員増
1月に6歳で亡くなった岡山市北区の西田真愛ちゃんへの虐待事件を受け、岡山市は24日、市こども総合相談所(児童相談所)の専門職員を4月1日付で増員し、体制を強化すると発表した。大森雅夫市長は「虐待の実態把握は難しいとはいえ、やむを得ないで済ませず、一歩でも前に進んでいきたい」と強調した。
2022年度は、児童福祉司と児童心理司を1人ずつ増員する。23年度にも社会福祉関連職員の採用数を2人から5人程度に増やし、児相の経験者採用の募集も始める。福祉司1人当たりの虐待対応件数を21年4月時点の約66件から国の指標の40件程度に近づけていく考え。