2022.03.24 11:47
東証、午前終値2万7727円 反落、原油相場上昇で売り
24日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。下げ幅は一時400円を超えた。原油先物相場の上昇を受け、企業業績や家計への影響が懸念された。原油相場の高騰によるインフレ加速への警戒感を背景に、前日の米国や欧州の株式市場が軟調だったことも重荷となった。
午前終値は前日終値比312円40銭安の2万7727円76銭。東証株価指数(TOPIX)は19・56ポイント安の1959・14。
前日のニューヨーク原油先物相場は、悪天候の影響でカザフスタンとロシアの黒海沿岸の港をつなぐ油送管からの原油輸出に支障が出ていることが供給不安につながり、値上がりした。