2022.03.23 10:22
ロシア大衆紙ハッキングか 自軍9861人戦死と掲載
20日、キエフ近郊で焼け焦げたロシア軍の戦車(ウクライナ軍提供・ロイター=共同)
【リビウ(ウクライナ西部)共同】ロシア大衆紙コムソモリスカヤ・プラウダは23日までに、電子版ウェブサイトの記事で、ウクライナ侵攻によるロシア軍の死者が9861人に上ったとした部分などを削除した。「ハッキングされ、偽情報が挿入された」としている。
同紙は21日にロシア国防省の情報として、死者数のほか、1万6153人が負傷したとの記事を掲載。米CNNテレビによると、記事は後に更新され、死傷者数が削除された。
ロシア国防省は2日に498人が戦死したと発表して以来、戦死者数を公表していない。