2022.03.22 09:54
米欧5カ国、停戦へロシアに圧力 ゼレンスキー大統領、交渉継続へ
ロシア軍の攻撃で死亡したウクライナ軍人のひつぎの前で悲しむ遺族ら=21日、ウクライナ西部リビウの聖ペトロ・パブロ教会(共同)
【リビウ(ウクライナ西部)共同】米国、英国、フランス、ドイツ、イタリアの5カ国首脳は21日、ウクライナ情勢について電話協議し、ロシアに対し停戦を受け入れ、ウクライナとの交渉を進展させるよう圧力をかけ続けることを確認した。フランス大統領府が発表した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、同国公共放送のインタビューで、ロシア側の一方的な要求の受け入れは「不可能」だと拒否。「対話の中で妥協を見いだせる」と述べ、停戦交渉を継続する考えを示した。
ゼレンスキー氏は20日放送の米CNNテレビで「独立国家として領土の一体性や主権に関わる妥協はできない」と語った。