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2022.03.20 17:03

ウクライナ脱出邦人、旭川到着 「まず休みたい」と安堵

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 旭川空港に到着し、妹婦美子さん(手前)と抱き合う降籏英捷さん=20日午後

 日本統治下だった南樺太(現ロシア極東サハリン南部)で育ち、ロシア軍侵攻で50年以上暮らしたウクライナから脱出した降籏英捷さん(78)が20日、避難先の北海道旭川市に到着した。旭川空港で取材に応じた降籏さんは「まずは体を休めたい」と安堵の表情を浮かべた。


 空港ロビーできょうだいたちと抱き合った降籏さんは「本当に幸せだ」と話した。出迎えた妹婦美子さん(72)は「これまで苦労してきたので、幸せになってほしい」と涙を浮かべた。


 支援するNPO法人「日本サハリン協会」によると、降籏さんは第2次大戦後、日本本土へ引き揚げられず残留を余儀なくされた樺太残留邦人。

(c)KYODONEWS

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