2022.03.19 09:43
核禁止会議、6月に開催 危機回避、廃絶目指す
【ウィーン共同】新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された核兵器禁止条約第1回締約国会議が6月21~23日にオーストリアの首都ウィーンで開催されることが18日、分かった。締約国会議の議長を務めるオーストリア外務省のクメント軍縮局長がツイッターで発表した。
ウクライナ情勢が深刻化し、ロシアによる核兵器使用の懸念も指摘される中、非人道的被害の回避を訴え、廃絶を目指す国際社会の意思を確認する方針だ。クメント氏は「核軍縮と多国間協調の責任が、これまでになく重要だ」と呼び掛けた。