2022.03.18 08:32
安保理、劇場空爆に非難続出 市民の避難先、ロシアは攻撃否定
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は17日、ウクライナ情勢を巡る緊急会合を開いた。市民の避難先となっていた同国南東部マリウポリの劇場への空爆など民間人への攻撃激化を受け、各国からはロシア非難が相次いだ。ロシアのネベンジャ国連大使は会合で「劇場を攻撃対象としたことはない」と空爆を否定した。
ネベンジャ氏は米国がウクライナで生物兵器開発を支援していると主張し、18日に再度の安保理会合を要請した。
米国の国連大使は、空爆された劇場の外には「子どもたち」とロシア語で大きく書かれていたことに触れながら「ロシアは残虐行為について責任を負うことになる」と強調した。