2022.03.17 17:39
東北新幹線運休は21日まで継続 3月中の全面再開は困難か
地震で脱線した東北新幹線の車両=17日午前11時26分、宮城県白石市(共同通信社ヘリから)
JR東日本は17日、宮城県と福島県で震度6強を観測した地震で被害を受けた東北新幹線の那須塩原―盛岡間の運休を、少なくとも21日まで続けると決めた。以降は復旧状況を見ながら判断するが、福島―仙台間は3月中の再開は厳しいとみている。
JR東によると、福島―仙台間は線路や電柱などの被害が大きく、復旧に時間がかかる見通しという。那須塩原―福島、仙台―盛岡間の被害は比較的小さいとみられ、詳しい状況を把握した上で早期再開を目指す。
被害は脱線のほか、耐震化したものも含め17カ所の電柱が傾斜したり圧壊したりしていた。