2022.03.17 01:19
国際司法裁、侵攻停止を命令 ロシアは審理欠席、実効性乏しく
【ブリュッセル共同】国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は16日、ウクライナの求め通り同国への侵攻を停止するようロシアに命じた。ウクライナの訴えが国際的な正当性を得た形だが、ロシアは審理を欠席しており実効性は乏しい。
ウクライナは先月末、ロシアの侵攻には正当な理由がないとして、ICJに提訴。今月7日に審理が開かれ、ロシアは欠席した。ウクライナ代表は審理で惨状を訴え「ロシア(の侵攻)を止めなければならない。ICJはその役割を担っている」と述べていた。