2022.03.16 14:56
石油備蓄放出へ、第3弾を発表 30万キロリットル、米国と協調
経済産業省は16日、米国と協調して行う石油備蓄放出で、第3弾として約30万キロリットルを放出すると発表した。4月8日に入札を行い、5月20日以降に引き渡す。米国との協調放出は今回で最後となり、これまでの分と合わせて計約66万キロリットルを市場に放出することになる。
今回の対象となるのは、北九州市若松区の白島国家石油備蓄基地の原油約30万キロリットル。国内消費量の約1日分に当たる。
日本の石油備蓄は、1月末時点で国家備蓄や民間備蓄などを合わせて236日分の貯蔵がある。